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密かな交換条件【進撃の巨人】

第8章 優しい表情、そして違和感



「愕然とした表情になってるぞ。」

ミケは小声でアンに声を掛ける。


「……愕然とせずにはいられないですよね、
さすがに。」

心ともなく、ため息が漏れた。


「どうした?」

エルヴィンはアンの漏れ出したため息を聞き、
心配そうに顔を覗き込む。


「い、いえ!美味しくて、つい。」

アンは咄嗟にそう言うと

「そうか。それなら良かった。
連れてきた甲斐があったよ。」

エルヴィンは、
まるで自分が褒められたかのように
嬉しそうに笑った。

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