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密かな交換条件【進撃の巨人】
第5章 入れ込んでいる相手
「それなのに暇を見つけては
あの店に通ってるのか?」
「それくらいいいだろう。
見ているだけで
十分満たされた気持ちになれるんだ。
それで仕事が捗るなら問題ないだろ?」
「……まさかお前がまた女に
興味を持つことがあるとはな。」
ミケのその一言を聞き、
思わずその場に座り込んだ。
好きな人がいる話は聞いていない。
いや、エルヴィンに好きな人がいるかどうかは
ミケに聞いたことがあったが、
いない。と、それだけ言われた。筈だった。
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