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密かな交換条件【進撃の巨人】

第1章 突然の呼び出し



そして、このもやもやした
気持ちの原因はもう一つ。


「……どうせなら、エルヴィン団長に
呼び出されたかったなぁ……」


密かに想いを寄せている、
団長の顔が頭に過る。



調査兵団の兵士と仲良くするつもりはない、
とは言ったが、団長は別だ。

と言うより、
団長は自分の中で特別な存在だから
調査兵団の兵士、なんて括りで見てはいない。

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