• テキストサイズ

密かな交換条件【進撃の巨人】

第3章 ミケの提案



ミケは少し沈黙した後、

「お前はなかなか現金な奴だな……」

と、口元を緩めた。


ミケの部屋に行けば、
エルヴィンの新しい情報を聞き出せる。

それによって、もしかしたら
エルヴィンに少しくらい近付けるかもしれない。


そう思いかけるが、

「……でも、それって
本末転倒じゃないですか……?」

と、訝しげな表情を浮かべた。


「意外と冷静に考えることも出来るんだな。」

ミケは小さく笑う。


「だが、お前もあれだけ善がっていたんだ。
気持ち良かったんだろう?」


ミケのその言葉で、
アンは一気に赤面した。


「俺はお前の匂いが嗅ぎたい。
お前は気持ち良くもなれるし、
エルヴィンの情報も手に入れられる。
悪い話ではないと思わないか?」

/ 74ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp