• テキストサイズ

密かな交換条件【進撃の巨人】

第3章 ミケの提案



ごもっともな意見に頷きそうになりながら、
赤面したまま考えを巡らす。


だが、大きな疑問が一つだけあった。


そんな提案をしてまで
私の匂いが嗅ぎたいというのは、
一体どういうことなのだろう?

そんなに私の匂いはクセになるか?

自分の体臭がどんな匂いなのか、
自分では全く分からないが
匂いに敏感な人がそれだけ言ってくれるのなら、
もしかしたら魅力的な匂いを
発しているのでは……

そんなどうでもいい
妙な自信が湧き出してきた時、

「まぁ返事は急がない。
お前がしたくなった時に
俺の部屋に来ればいいだけの話だ。」

と、ミケはフッと息を漏らす。

/ 74ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp