第2章 匂いと誘惑
「……楽にして欲しいか?」
ミケはそう言いながら、
ゆっくり陰部に指を入れる。
「んあぁっ……!」
もう抑えることのできない喘ぎ声は、
静かな部屋に響いた。
「どうなんだ?」
ミケはアンの悶える顔を見ながら
指をゆっくり動かし、
優しい手付きで陰部を刺激する。
……もうこの気持ちを
抑えることはできそうにない。
どう足掻いても、
快感を覚えずにはいられなかった。
「……んっ……楽に、させて下さい……」
アンは素直にそう言うと、
ミケは再び頬を緩め、
「威勢が良かったのは最初だけだったんだな。」
と、二本の指を陰部に差し込み、
激しく刺激し始める。
それと同時に再び陰部の匂いを強く嗅がれ、
ミケの吐息がますます陰部を刺激する。
「あぁっ!も、いくっ……!」
声と同調して身体が激しく痙攣し、
アンはあっという間に絶頂に達した。