第2章 匂いと誘惑
「……お前は感度も匂いもいいのか。」
……匂いもいい?
アンは淫欲に塗れた脳内で、
ミケの発言について考えを巡らそうとするが、
「俺も楽になりたいんだが。いいか?」
と、ミケが大きくなった陰茎を
露わにしたとことで、
考えは呆気なく中断された。
今まで見たことのない大きさのものに、
アンは息を呑む。
こんなもので自分の奥深くを突かれたら、
一体自分はどうなるんだろう……
想像しただけで、再び陰部が疼いてきた。
「物欲しそうな顔だな……
それは承諾されたと思っていいのか?」
ミケは少し笑いながら、
愛液で潤った陰部に陰茎を擦り当てる。
ぴちゃぴちゃといやらしい音が響き、
アンの脳内は再び淫欲に支配される。
「ぅうっ!あぁ、……」
「お前、これが欲しいのか?」
喘ぐアンの耳元でそう言いながら、
亀頭だけを陰部に差し込まれ、
アンの身体は小さく跳ねる。