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皆との日常 〜🎤✨〜

第13章 心配されてみた


Bad Ass Temple

波羅夷空却

「おい、鈴森。拙僧と瞑想でもしねえ?」
横にいた彼は急にそんな事を言ってきます。
貴方が『忙しいから』と断ると
「忙しいからやるんだよ。…行くぞ」
と言って無理やり縁側へ連れていかれました。
「まあ、目だけでも瞑ってみろ」
と言われた最初は渋々だった貴方の表情も何分か続けているとスッキリし始めました。
「な?呼吸意識されんだろ」
笑いながら貴方の頭を撫でる彼です。


四十物十四

「鈴森ちゃん…、無理してる?」
そう言って貴方の横にピトッと引っ付いてきた彼に貴方は『してないよ』と微笑みます。
しかし彼は貴方のその顔を見て言いました。
「……鈴森ちゃん。僕とちょっとだけ寝ない?今の鈴森ちゃんは僕…見てて辛いな」
その言葉がグサッと刺さった貴方。
彼は慌てて否定します。
「あ、鈴森ちゃんが悪いって言ってる訳じゃないよ?ただ…、元気な鈴森ちゃんの笑顔じゃないなって」
言い直す彼に貴方も頷いて2人でお昼寝することにしました。


天国獄

「お前凄ぇ眉間にシワ寄ってんぞ」
そう言って貴方の眉間をつつく彼。貴方が微笑んで『ほんと?』と言うと彼も笑います。
「ああ。……お前は無理しすぎだから将来シワまみれになっしまうぞ?良いのか?」
冗談めかしたその言葉に貴方は彼を軽く叩きます。彼はその手を受け止めて
「殴るくらいならちゃんと寝ろっての。…な?起こしてやるから」
と優しく微笑んで寝室に連れて行ってくれます。






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