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皆との日常 〜🎤✨〜

第10章 勘違いで嫉妬されてみた


MAD TRIGGER CREW

碧棺左馬刻

「テメェ誰の女に手ぇ出してんだよ。あ゙ぁ?」
貴方の手を掴んで引き寄せてから友達にドスの効いた声で威嚇する彼
『え…、左馬刻さん?と、友達ですよ!』
貴方が怖がる友達の前に立つと彼が睨んできます
「男だなんて聞いてねぇ。てか、お前もわざわざ隠すとか下心あんのか?おい。」
静かにキレる彼に貴方は慌てて言いました
『女の子です!』
「……は?」
黙り込んでしまう彼に友達は吹き出しています
「あ…、悪ぃ。お前の事疑っちまった。……ダチも悪ぃな。楽しんでたとこ邪魔した。」
バツが悪そうに頭を搔く彼
貴方達は笑いながら彼とお別れしました
(……やっちまった。)


入間銃兎

「ん?鈴森ではありませんか。こんな所でどうしたんですか?」
ニコニコ笑顔で近づいてくる彼
貴方の腰にさりげなく手を回しています
『あ、銃兎さん!言ってなかったでしたっけ?友達と買い物です!』
無邪気な笑顔に手の力が強まります
「男性なら私は許可しませんでしたがね。」
『男性…?女性ですよ?』
貴方と彼は2人してキョトンとしています
友達が笑ってしまうとハッと顔を引きしめる彼
「あ、ああ。女性でしたか。申し訳ありません。スタイリッシュで綺麗な方でしたので…。」
いつものようにニコニコ笑顔に戻りました
貴方達が彼と別れた後溜息をついて呟く彼
「……俺何してんだ。」


毒島メイソン理鶯

「ん。鈴森。偶然だな。そちらは誰だ?」
手を伸ばして握手を求めています
『理鶯さん!友達ですよ。』
そして友達の目を見つめながら
「鈴森がいつも世話になっている。しかし、少し妬けてしまうな。小官は鈴森が男の友達と遊んでいるのは知らなかった。」
少し寂しそうに言う彼に貴方達は慌てて否定
『この子女の子です!』
彼は少し止まってから
「ん?そうか。申し訳ないな。」
友達に頭を下げる彼に友達も微笑みます
貴方達と別れた後の食料の調達は順調には行かず
(鈴森がそんな事する訳がないのは分かっていたんだが……。つい。)


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