第4章 貴方がずっとスマホ触ってた
Bad Ass Temple
波羅夷空却
「拙僧にはそんなモンに夢中になるお前の気が知れねえぜ。」
溜息をつきながらも画面を覗き込んでいる彼
しかし飽きたのか急に貴方の手をひっぱります
「なんか美味いもんでも食べるぞ。」
貴方の手を握って歩き始めました
「…拙僧は鈴森にそんな退屈させてるか?」
と珍しく伏せ目がちに聞いてきました
四十物十四
「…アマンダぁ、僕捨てられちゃった。」
貴方の横でアマンダに話しかけています
少しして勇気をだして貴方の服の裾をひきます
「鈴森ちゃん、僕と一緒にお話しよ?」
潤んだ瞳で可愛くおねだりされます
ノックアウトされた貴方が頷いてスマホを置くと彼はパッと笑顔になりました
「うんうん。」
話をちゃんと聞いてくれます
天国獄
「おい。」
貴方の手を掴んで上にあげました
貴方が彼をポカン、と見つめると
「…俺といるんだろうが。そんなモンに夢中になってんじゃねえ。」
と少し赤くなった顔で言われました
貴方が笑うと彼は眉間に皺を寄せて
「何笑ってんだ。」
と怒っています
どついたれ本舗
白膠木簓
「ほんま簓くん寂しいて死んでまうで。」
プルプルと貴方を見つめながら震えています
それでも反応がなかったら近くにあった貴方のぬいぐるみを自分の顔の前に持って
«ボク、クマくん!ボクとお話してーや!仲良くしてくれな食べてまうぞー!»
と裏声で話しながら貴方を押し倒してきました
「どや?クマくん可哀想やないか?」
と笑っている彼です
躑躅森盧笙
「鈴森、目悪なるで。」
まずは注意してきます
それでもやめない場合お説教がスタート
熱が入って話が脱線しかける彼に貴方は聞きます
…つまり?、と
「…俺と話そ、言うてるんや。」
顔を真っ赤にした彼に悶える貴方
軽く頭を叩かれます
天谷奴零
彼も同様スマホを見ています
何時間もお互いそのままなので貴方から彼に話しかけに行きました
すると彼は笑って
「鈴森ちゃんから来るの待ってたよ。俺待ちくたびれちゃった。」
と笑ってスマホを置いて抱きしめてくれます
「俺の方が鈴森ちゃんを楽しませてあげれるんだよ?」
後ろから抱き上げながら言ってきました