第4章 変わる世界
アレ「しかし本当に出来るのかい?機体を軌道エレベーターで宙に戻すなんて」
ロック「心配ない。予定通りコロニー開発用の資材に紛れ込ませた。重量は同じでクリアしてしまえば以後のチェックが無いに等しい。ここでは」
アレ「正しく盲点だね。僕たちに弱点があるとすればガンダムがないとプトレマイオスの活動時間が極端に限定される所かな。五つしかない太陽光炉が…」
アレルヤが秘密事項を喋りかけるがそれを刹那がアレルヤの肩に手を置き、止める。
刹那「秘密事項を口にするな」
アレ「悪かったよ」
ロック「ティエリアのトレインが出るぞ」
貴方『ティエリア大丈夫かな…』
アレ「大丈夫だと思いたいね」
貴方『うん』
ロックオンたちはとりあえず外に出ることにした。もうここに用はない。
ロック「さぁて帰るかぁ」
アレ「少しは休暇が欲しいけどね」
貴方『当分無理でしょ』
ロック「ていうかお前隈酷くね?また寝てねぇだろ」
貴方『寝てないんじゃなくて寝られないの』
彼女は昔から寝ることが難しいのである。彼らもそれがわかっているが心配で仕方ないのだ。
貴方『ん?刹那?なにしてるの?それ私のパーカーなんですけど?』
ロック「刹那?」
刹那「あった」
貴方『げっ』
彼女のポケットから出てきたのは小さな小瓶が3つ出てきた。それに含め、睡眠薬も。
アレ「これ…精神安定剤?」
ロック「しかも3つ…それにこっちは睡眠薬…」
刹那「全て捨てたはずだが?」
貴方『ええっと…』
精神安定剤を持っていることは悪いことでは無いが、彼女の飲用に問題があった。1つ、薬を大量摂取。2つ、飲むのではなく噛み砕く。3つ、睡眠薬と同時服用なのだ。
ロック「お前というやつは…」
貴方『だって〜!』
刹那「没収する。ティエリアたちに報告させて貰う」
貴方『嘘でしょ!?』
刹那「嘘を言う必要が無い」
貴方『やだー!!返して!』
トリシアは刹那から奪い返そうとするが刹那に簡単に交わされてしまう。それに加えロックオンに肩を叩かれる。
ロック「トリシア少し俺と向こうで話しようか」
貴方『え"』
アレ「次のミッションまで時間がある。しっかり怒られておいで」
ロック「それじゃあ行こうか」
貴方『ま、まってロックオン…私は…』
ロック「問答無用」
貴方『いやぁぁ!!』