第3章 ガンダムマイスター
グラ「まさかな。よもや君に出会えようとは。乙女座の私にはセンチメタリズムな運命を感じられずにはいかない。それとも光の粒子を出していなかったから見つけられたのか。それは後者だ!」
刹那「くっ!」
刹那はグラハムに押されていた。しかしそこはガンダムマイスター。すぐに反撃を開始する。
グラ「圧倒された!?しかし!その大きな獲物では当たらんよ」
刹那「避けた!?」
グラ「手土産に破片の一つでも頂いていく!」
刹那「俺に!触れるな!!」
エクシアは盾を投げ捨てサーベルを引き抜く。そのサーベルはグラハムのライフルを壊した。
グラ「ビームサーベルだと!?」
グラハムは勝てないと思ったのか撤退していく。その後ろ姿を刹那は見ていた。
ロック「よぉ遅かったじゃないかこのきかん坊め」
ティエ「死んだかと思った」
貴方『お疲れ様刹那』
刹那「ああ」
アレ「なにかあった?」
刹那「ベータに報告書を提出した」
ロックオンたちは刹那がまだ来ておらず待っていたのだ。刹那はなにかあったのかいつに増しても暗い。
ティエ「あとで閲覧させてもらうよ」
刹那「ああ」
ロック「まぁ全員無事でなによりってことで。ティエリア空の方はよろしくな。俺たちは次のミッションに入る」
ティエ「命令には従う。不安要素はあるけど」
貴方『喉乾いた…』
ロック「もうちょっと待てよ。そろそろしたら…」
「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ」
店員さんがミルクとりんごジュースを持ってきてくれた。それはロックオンが頼んだものだ。
刹那「ミルク?」
ロック「俺の奢りだ」
貴方『あっ!きたきた!りんごジュース!』
ティエ「子ども舌」
貴方『なんだと!?美味しいんだからな!りんごジュース!』
アレ「ま、まぁまぁ喧嘩しないで。ほらトリシア」
貴方『わーい!ありがとうアレルヤ!』
ティエ「これも食べるといい」
貴方『え!?いいの!?』
ティエ「いらないのならいい」
貴方『いる!ありがと!ティエリア!』
ロック「相変わらず愛されてんなぁトリシアは」
ティエリアはトリシアに嫌味を言うが、相変わらずティエリアたちはトリシアに甘いのであった。