第10章 消えていく光
ストライクとイージスが対峙し、フラガが乗っていたゼロは被弾したため離脱していた。
貴方『イージスはストライクと対峙…ブリッツは何処に!?』
ニコル《見つけた!エトワール!》
貴方『こっちから来たのか!ニコル!』
ニコルもリツカを探していたのか見つけた途端こちらへ向かってきた。リツカもそれに気づきブリッツへ向かう。
ニコル《貴方はなぜ戦う!貴方もコーディネイターなんですか!?》
貴方『通信!?違う!私はナチュラルだ!』
ニコル《ナチュラル!?》
貴方『私は貴方たちと戦いたくない!お願いだから撤退して!』
ニコル《僕だって同じです!でも戦争を終わらせるために足付きはここで堕とす!》
貴方『私が絶対に堕とさせない!!』
しかしリツカは苦戦していた。ストライクもイージスと戦っておりジンを相手出来ていない。ジンはモメントゴメリに攻撃を仕掛けていた。
貴方『モメントゴメリが!!やめて!!』
ニコル《待て!!》
貴方『くぅ!!!(耐えなきゃ!耐えないと!!)』
リツカはモメントゴメリとジンの間に素早く入り、ジンの攻撃を受け止める。しかしまたしても攻撃を仕掛けてきていた。
貴方『このままじゃ…!』
アキ《こちらザフト軍所属 アキラ・アンドウ。姫様と共にこちらアークエンジェルに保護されたり。ザフト軍全軍に通達。ザフト全軍撤退されるよう姫様からの命令である。繰り返す。こちら…》
貴方『この声…アキラ?なんで…』
ニコル《卑怯な!!》
聞き覚えのある声が戦場に響く。一人の声により地球軍もザフト軍も動きをとめた。
この言葉がここにいる皆の運命を変える瞬間だった。誰が予想しただろうか。
アキ《もう一度言う!全軍そこから撤退せよ!!》
貴方『ああ…最悪な展開は回避は出来たけれど…最悪だ…』