第10章 消えていく光
ミリィ「リツカ一緒に行こ!」
貴方『うん!』
ミリアリアとリツカはお風呂場へと一緒に向かう。お風呂場へ向かうと先客がいたようだ。
ミリィ「ん?」
フレ「ん?」
ミリィ「うわっ」
貴方『フレイかぁ』
そこにいたのはパックをしているフレイだった。その白塗りの顔にミリアリアは声を上げる。
フレ「なによ」
ミリィ「なによってフレイこそなによ。なにやってるの?」
フレ「パックよ。見てわかんない?」
ミリィ「それはわかるわよ。だから...あぁもういい」
貴方『ミリィ諦めた』
ミリィ「よく持ってたわねそんなもん」
フレ「パパも先遣隊と一緒に来るって言うんだもの。ちゃんとしとかなきゃ」
貴方『あっ...そっか...もうそんな日か...』ボソッ
ミリィ「リツカ何か言った?」
貴方『ううん。なんでも』
リツカは誤魔化しつつミリアリアの横で服を脱ぐ。お風呂に入れるなんて嬉しいものだ。
ミリィ「じー...」
貴方『な、なに?』
ミリィ「リツカって意外と大きい...」
貴方『へ?な、なななっ!』
フレ「えい!」
貴方『ひゃあっ!』
フレ「本当だ大きい〜」
貴方『ちょっちょっと!』
フレイとミリアリアはリツカの身体をこそばしたり、触ったりして楽しんでいた。彼女はすごく擽ったそうに身をよじる。
ミリィ「フレイだけずるい!私も!」
貴方『ずるいってなに!?怖いよ2人とも!』
ミリィ「観念して遊ばれなさい!」
フレ「そうそう。観念してリツカ」
貴方『やだぁ!』
リツカはフレイとミリアリアから逃げるようにシャワー室へと駆け込む。二人は顔を見合せきょとんとした後、笑いあった。
ミリィ「逃げちゃった」
フレ「イタズラしすぎたかしら」
ミリィ「まぁリツカが笑ってるならいっか」
フレ「そうね」