第8章 襲撃
エトワールをハンガーにかけ降りてくると、心配そうな顔をしたキラがこちらに向かって走ってきた。
キラ「リツカ!」
貴方『キラ…』
キラ「っ!リツカ少し休もう?」
貴方『何言ってるの?キラ。私は大丈夫だから…』
キラの横を通り過ぎようとしたがキラはすぐさま彼女の前に立ち、部屋に行くことを阻止されてしまう。
貴方『なに?』
キラ「今にも泣きそうな顔してる…放っておけないよ」
貴方『っ!はは…お見通しか…少しだけ泣いてもいい?』
キラ「うん。おいで」
キラはリツカが自分にしてくれたように抱きしめて頭を撫でる。彼女はいつも勇敢に立ち向かっていくから忘れていたが彼女は弱く脆く、傷付きやすい女の子なんだと。
泣きつかれたリツカは少し眠ってしまった。そして彼女が起きた時、フラガたちが入ってきてキラが拾ってきたポッドを開けるようで呼びに来たそう。
ナタル「つくづく君は落し物を拾うのが好きなようだな」
マー「開けますぜ」
マードックさんが開けるとそこから人がでてきたのではなく、ピンク色のハロが飛び出してきた。
ハロ「ハロ!ハロ?ラクス!ハロ!」
?「ありがとう。ご苦労様です」
?「お待ちください!ラクス様!」
その後に出てきたのはピンク髪美しい女の人と青い髪の男の人…誰もがその容姿に見とれる。そしてリツカがボソッとその片方の名を口にする
貴方『ラクス…クライン…と…誰!?』