• テキストサイズ

真珠の涙

第2章 呪術高専



待ち合わせ場所に向かおうとすると、

硝「待った!」
と水着のお店に引きずり戻される。

硝「迎えにきてもらおう。じゃないとアンタ、絶対ナンパされる。さっきから、すっごい見られてんの気がつかないわけ?」

え?そんなことないよ?
何を心配してるんだろう?

そう言って電話をかけている。
傑さんと悟さんがやってきて、なぜか硝子さんに怒られている。

水着ゆっくり選びたいから、別のお店に行っててもらったのに…笑
なんか理不尽だけど、反省している2人を見てたら面白くなってきた。硝子さんが1番強いな笑


悟「なぁ、水着どんなのにした?おまえ、色気ねぇんだからそれなりなの選んだんだろうな?」

色気ないって思うなら、あんな水着選んでこないでよ!

『もう!それはお楽しみですぅ〜!硝子さんと一緒に選んだから間違いないんです!悟さんの変態!』

傑さんに喜んでもらいたいから選んだ水着。
1番に見てもらいたいのは…

悟「それは褒め言葉?w」

なんで?!全然褒めてないよね?!
言いつけてやる!

『傑さ〜ん!悟さんが変態です!』

傑さんに駆け寄ると、肩を抱いてくれる。
傑「何を言われたんだい?まったく…悟、女の子を困らせてはいけないよ?ましてや下ネタは…
そういえば、どんな水着にしたの?」

と言いながら顔を覗き込まれる。
傑さんが好きそうって決めた水着、そんなこと言えないし…顔が近すぎて真っ赤になる。

『…秘密です…』

消えそうな声でそう言うと、真っ赤な顔を隠したくて傑さんの胸に顔を埋めた。
頭を撫でながら、静かに笑う傑さん。



そんな声も、いつも目線を合わせて話してくれるとこも。
心配性なとこも。
すごく優しいとこも。





…私、傑さんが好きかもしれない。


でも、悟さんや七海くんにドキドキすることもあるから、かもしれないなの。私ってずるいな。


/ 393ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp