第2章 呪術高専
私が真っ赤になっていると
悟「はぁ?おまえ、こーゆーのがいいわけ?センスねぇな。
とりあえず、外出ろ七海」
傑「悟、奇遇だな。私も同じことを言おうとしていた」
なんで、いつもこーゆー展開になるの?!硝子さんがいないと大変なことになるな…
灰「わぁ〜!こーゆーの本当にあるんだ!風海、修羅場だね!俺は夏油さんとくっついて欲しいな〜」
そう言いながら目をキラキラさせている灰原くん。
今は違う。絶対違う。
そしてそれを嬉しそうにしないで、傑さん…
『七海くん、ありがとうね!私強くなるから、甘やかさないでね!じゃあ私、硝子さんのお手伝いしてくるね!』
そう言ってその場を離れた。
…その後、七海くんが医務室に来たのは言うまでもない。
次の日から、どんな時でも1人行動がなくなった。
どこに行くのにも七海くんか灰原くんに報告してるし、放課後は相変わらず悟さんか傑さんが来てくれる。
こんなこと思っちゃいけないけど、ちょっと窮屈だなって思った時に悟さんが提案してくれた。
悟「なぁ、みんなで海行かねぇ?」
『行きたいです!!』
私が即答すると、みんなが珍しいものを見るようにこちらを見た。
硝「珍しいな。いつも控えめなのに。」
そうかな?割とわがまま言ってると思うけど…みんな私を甘やかしてくれるから。
でも久しぶりの海は嬉しすぎる。家にいるときには、毎日海を眺めていた。あんなところにひっそり建っていた家は、人魚の一族だったからなんだなって思う。
水着持ってないから買いに行かないと。
本当に楽しみ!
『硝子さん、水着買いに行きたい♡』
また視線が集まる。
なんで?
硝「…1人にならなければいいんだよな?私と2人でも問題ない?」
と確認している。あぁそっか。硝子さんも特殊な呪術だもんね、狙われやすいのかも。
だったらみんなでお出かけしようって話にまとまった。
楽しみだな〜♡