第2章 呪術高専
五条side
1年と合同の体術訓練。
そろそろ1年を締めてやらないとと思っていたら、また呪骸とかよ〜
風海と仲良くしやがって。ぜってぇ締めてやるからな。
訓練が始まり風海の様子を見ると、呪骸相手に苦戦していた。あいつは歌を使った遠距離攻撃の方がいいのかもな〜
よそ見していたのが夜蛾にバレて強さスピードをアップされる。クソッ早く1年とやりてぇのに!!
授業中にも関わらず、七海のやつ風海のこと抱きしめやがって。それに真っ赤になってんじゃねーよ。
意識するな。
傑も気がついたのか呪力で呪骸をねじ伏せてる。体術関係ねぇじゃんw
アイツも七海をぶっ飛ばしたいんだろうけど、灰原に捕まったな。じゃ、俺が相手しよ〜!
何度も何度も向かってくる。
いい眼してるじゃん。コイツは強くなりそうだな。
でもコテンパンにしてやった。
俺のものに手を出すとこうなるんだよ。
さ、お次はお姫様の番だ。
今まで何度も体術訓練つけてきたが、まだ動きがぎこちない。七海に比べて随分と手加減してんだけどな。俺って意外と優しいのかもしれない。
俺にやられ過ぎて攻撃より受け身や回避はできるようになってきてる。
傑のアドバイスに頷き、足技をいれてくる。身軽さを活かして首に足が回ったのは想定外だった。地面に倒されたが、白くて柔らかい太ももに挟まれて至福の時間だった。あえて無下限を解いて満喫する。
多分傑もそのことに気がついたのか、走って近づいてくるのがわかった。近くに来たタイミングで優しく太ももを撫でれば
『あ…ゃん!』
と思った通り、いやそれ以上にエロい風海の声がした。
声だけで勃ってしまうほど。まぁ太もも効果もあるけど。
傑にも聞かせてやったんだから、俺ってば友だち想いだな♡
体術で傷ついた風海を抱き上げて行く際に、しっかり俺のことを睨んで牽制していく。傑らしい。
俺と傑に挟まれたアイツ、可哀想だなw
そこに七海も加わるのか?
海外の人魚伝説では、美しい歌声と美貌で人間の男を魅了して海に引き摺り込んで食うらしい。
獰猛ではないが、魅了するという意味では一緒だな。
ぜってぇ俺の女にしてやる。