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【黒子のバスケ】Assistant story

第1章 迷い道での再会


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練習が始まると先程からの混乱が徐々に収まっていき昨日と同様厳しい練習メニューが部員を襲う



いづきはと言うと、ジャージを脱ぎ練習着になると部員と同じメニューをやり始めた



「お前、何で俺らと一緒のメニューやってんだよ?」



『あのね、私は監督として来たんじゃないんだ。アシスタントってのはいつも万全の用意を整えておかなきゃならないから中学の時から選手とはなるべく同じメニューやってんの』



「はー…すげぇなお前」



『でも流石に高校生になると男女の差が出てくるから全部はできないよ』



いづきは少し悲しそうな笑顔を見せるもすぐにいつもの表情に戻り、



「ほら、行くぞ高尾!油断してっと抜かすよ」



と明るく言うと列に入っていった



その様子を見た高尾は根性あんのな、と近くの緑間に呟いた



「幼い頃からああらしいのだよ」



「へえ?てか何で知ってんの真ちゃん」



「ああ、あいつは、」



「おら1年!止まってっと外周行かせんぞ!」



緑間が何かを言いかけた時宮地の喝が入り話は中断された



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