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【黒子のバスケ】Assistant story

第1章 迷い道での再会


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『へー…これ結構快適じゃん』



ガタガタとおしりが痛くなりそうだと思っていたいづきは意外な快適さに驚き寝転がって空を見上げてみる



『天体観測にも最適!』



「このリアカーは改良を重ねてあるからな」



『へえ、シンタローついにトンカチ握れるようになったのか』



「俺が手を傷つける事をわざわざやると思うのか。高尾が全てやるのだよ」



『マジか!高尾クン本当に何でもできるんだねー。日曜大工までお手の物とは』



いづきは星空を眺め手を伸ばしながらそう言うと、高尾クンの恋人さんは嬉しいだろうねーこんなハイスペックなんだからさ、と呟いた



しばらく行くとチャリアカーが停止し緑間が荷物を持ちリアカーから降りた
いづきが慌ててそのあとに続き降りようとすると緑間は



「お前の家は俺の家と高尾の家のちょうど中間辺りだ。高尾、乗せていってやれ」



「うお、マジか。まあ良いけどさ」



『え、ほんと?じゃあお言葉に甘えてー』



「じゃあ真ちゃん、明日もいつもの時間にくっからな」



「ああ」



『じゃねン、シンタローまた明日!』



「明日までにどうにかしておくのだよ」



『へいへい』



緑間が家に入っていくと2人きりになったチャリアカーはまた走り出した



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