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【黒子のバスケ】Assistant story

第1章 迷い道での再会


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「藍沢」



いづきが校門を出ようとしたところを緑間が呼び止めた



『ん?…ぶはっ何それチャリについてんのリアカー?』



自分を呼ぶ声に振り向くと目に入ってきたのは自転車の後ろに取り付けてあるリアカーに乗った緑間とそれを引く自転車に跨がった高尾であった



「どうせ帰る方向は一緒だろう。ここに乗るのだよ」



『え?ちょい待ちここに?これでどこ走るって?』



「道路交通法に従い軽車両とみなされ車道だが」



「この時間だしそんな人いねーって」



至って普通な顔をする2人を見たいづきはぽかんと口を開ける



「乗るか乗らないか早く決めろ。どうせ今日も来た道が分からず迷いながら帰るのだろう?」



『う…否めないけども…』



「…高尾、出せ」



「仰せのままにー」



『あああ!乗る!乗るって!』



走り出したチャリアカーに荷物を投げ入れいづきは飛び乗った



そして夜の道を走り出す



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