第12章 ❈彼氏がいるあの子に電話はかけちゃダメ(潔・千切)
『ひょーま、気にしなくていいよ。私が好きなのはひょーまだけだから…』
「ん?そーだな。ただ、可哀想と思ってな〜その後輩が。好意持ってる先輩が知らない男にこんな風に抱かれてるなんて」
『何それ…ひゃあッ!?♡』
ぐぽっ!!とひょーまはいつの間にかゴムを変えていてまた私のナカに勢いよく挿入していた。
ぐぽっ♡♡どちゅどちゅっ!!バチュッ♡!!
『ああああッ♡!!あ、らめらめッ!きゅーに、つよぃッ♡♡』
「強いの、好きなくせにッ♡あ、そうだ…」
するとひょーまはスマホを手にすると自分の耳に当ててクスッと笑った。
「アンタ、もう二度と俺の彼女に電話かけてくんなよ?」
『…へ?ま、まさか…通話中にしてたの!?』
「ん、これで撃退したな!執拗い男♡効果的だったと思うぜ?俺と🌸のイチャイチャしてるの聞かせるのは」
『なにしてんの!?』
次の出勤の日、確かに後輩は執拗いぐらいに話しかけてきたりしなかった。それどころか私を避けるようになっている。確かにアレは撃退に効果的だったらしい。だが帰ったらもう一発ひょーまは殴る。