第44章 抱き枕にされてしまう(玲王・凪・凛・冴・氷織・士道)
氷織羊
彼女ちゃんの胸元に頬をくっ付けるように抱きしめて眠っている氷織。だが彼女が少し暑くて離れたくて動こうとしていれば「んぅ…?🌸ちゃんどないしたん…??」と寝惚けた声が聞こえてくる。『ちょっと暑いから離れたいから、腕離してくれる?』と聞けば、ちょっと眉間に皺を寄せた氷織は「嫌や…。🌸ちゃん抱き締めながら寝たいから…」と胸元に顔をスリスリとさせながら抱き締める腕を離してくれないので諦めるしかない。『分かった…離れないよ』と言えば嬉しそうに微笑んでから安心したように眠る氷織。
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士道龍聖
彼女の顔を自分の胸元に埋めさせるに抱き締めて眠っている士道。だけど彼女が喉の乾きで起きて、水を飲む為離れようとするが腕が中々外れない。モゾモゾと動いていれば「なにしてんの……?」と寝惚けた声が降ってくる。『お水飲みたいから離して?』と言えば寝惚けた目をした士道は彼女を抱き締めまま片手でサイドテーブルに置いてあるペットボトルを握って何故か自分で飲む。『え??』と驚いていれば、そのままキスをされて口移しで飲ませてから「飲ませたから離れないでいいでしょ?」と言ってそのまままた眠る。口移しで飲ませて絶対に彼女を離さない士道。