第3章 おらふくんの場合
〜♪ 〜〜♪
🌸「あ、着信だ……わ、久し振りの友達からだ! もしもーし」
⛄「誰からなん?」
🌸「昔の幼なじみ! 中学校まで一緒だったんだよね〜」
⛄「そうなんや。ええなぁ、🌸と幼なじみなんて」
🌸「そんな変な関係じゃないよ〜……あ、今の? 彼氏の家にいて……え?」
⛄「どうしたん?」
🌸「…………」
⛄「🌸?」
🌸「ごめん、通話切るわ」
プツン……。
⛄「え、通話切って大丈夫やったん?」
🌸「もうっ、最低!」
🌸「ねぇ、聞いて聞いて! さっきの友達、今の彼氏と別れろって言うんだよ!」
⛄「え、そんなこと言ってたん?」
🌸「そうなの! もう、あいつとは絶交なんだから!」
⛄「ぜっこう……?」
🌸「あ、ごめんなさい。ついカッとしちゃって……」
🌸「おらふくんの前で悪い言葉使っちゃった」
⛄「はははっ、ええでええで」
⛄「むしろ🌸のあんま見れんとこ見れて嬉しい♪」
🌸「その言い方、ちょっと……w」
⛄「なんか変やった?」
🌸「ううん、なんでもない!」
🌸「おらふくんと話してたら、あいつのことなんてどうでもよくなっちゃった!」
🌸「ね、さっきの話の続きしよ!」
⛄「ん? お〜」