第3章 ねむり ◆夢女
「あぁ、今日仕事でしたからね。さすがに寝てるロナルドさんを連れて行く訳には行きませんでしたからね」
「···あつい」
「あついですか?」
「違う。彩華があつい」
「えっ」
ふらっ
「彩華!?」
「あっ··あー··少し廊下で寝れば··だい··」
ばたん✿
『うぅ··』
なでなで
『ーーーーー』
ふっ
『○○さん?』
『ーーーー?』
『うん、大丈夫』
ほんとは怖いけど
心配かけたらいけないから
ぱたっ
「···我慢、してい··うん?」
「すぅ···すぅ··」
(床で倒れた筈がロナルドさんに助けて貰っていたーーーー!!··姿も戻ってる)
いけないな
ひとりが当たり前になって
そこから新しい出会いが会ってから甘えてしまう