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《赤井夢》Happiness{R18}

第58章 褒美




『えっと…それでね?
紗栄子から穂積さんのマネージャーさんに電話してもらって、さすがに受け取れないって伝えたんだけど
"これくらいのお礼じゃむしろ足りない!"
…って言われちゃったから……』


「そうか…美緒はどうしたいんだ?」

『どうって…それは…』



ホテルのスイートルームに泊まるなんて
私には一生縁がないと思ってたし…
身の丈に合わないのは分かってるけど…でも…




『せっかくご厚意で貰ったものだから
無駄にするのも失礼だし…それに…
こんな素敵なホテルなら赤井さんと泊まってみたい…かな…』



自分の素直な気持ちを話し
チラッと赤井さんの顔を見ると、すごく嬉しそうな顔で笑っていた。



「俺もいつかは美緒と外泊したいと思っていた。
いい機会だな。」

『い、いいの…!?お仕事だってあるのに…』

「たまには息抜きをしたいからな。
少し贅沢な気もするが、お前と2人で過ごす為なら
無理してでも休みを取る。」


そう思ってくれるのは嬉しいけど
ジョディさんとキャメルさんは許してくれるのかな…?



『本当に…一緒に行ってくれるの…?』

「当たり前だろう。
それともお前は俺以外の奴と泊まりたいのか?」

『!!そんなわけないよ!
私は赤井さんとがいい!赤井さんじゃなきゃやだ!!』

「フッ、なら決まりだな?」

『っ…』



どうしてこの人はこんなにカッコいいんだろう…


今なら前世で赤井さんを推していた人達の気持ちがすごくよく分かる。



優しくて、カッコよくて、強くて
私にだけ見せてくれる甘い顔や笑った顔…


赤井さんの全部が愛しくて
こうして会う時はいつも胸が苦しくなる。


隣に座っている赤井さんの体にギュッと抱き付くと
優しく頭を撫でてくれた。

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