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《赤井夢》Happiness{R18}

第42章 時間 ✴︎




「これからも…お前とは色んな時間を過ごしたい。」

『ふふっ、今度は旅行でも行きますか?』

「ん、それもいいな。」




玄関で横になりながら微笑み合い、何度かキスを繰り返し
お揃いの腕時計がついている手を繋ぎ合った。


ただ手を繋ぐだけでとても幸せを感じ

その後すぐ眠る支度を済ませ、寝室のベットに横になってからも
何度か互いの手首をくっつけ合い、眠りにつくまで2人で腕時計を眺めた。


これからも2人だけの特別な時間をたくさん過ごせますように…


私はそう祈っていた。
















(……あ。)

(?どうしました?)

(…肩。)

(肩…?)

(触られていただろう…ナンパしてきた男に。)

(あー…そういえばそんなこともありましたね…
って、何で服脱がすんですか!?せっかく着たのに!)

(消毒するのを忘れていたんだ。)

(しょ、消毒って…?)

(心配するな。肩にたくさんキスをして痕をつけるだけだ。)

(……それは消毒じゃなくてマーキングだと思います。)








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