第42章 時間 ✴︎
side 赤井
工藤邸に帰って来てすぐに
俺は美緒の体を玄関の扉に押し付けて
自分の欲望をぶつけるようにキスをした。
本当は横浜でホテルでも取ろうと思ったが今日は休日…
きっと予約で一杯だろうと思い、真っ直ぐ米花町に帰る事を選んだ。
エレベーターの中でずっとキスをしていたからか
美緒の頬は車に乗り込んでからも紅潮したままで…
そんな彼女の顔を見ていると我慢するのが辛く、
必死で車の運転に意識を持っていった。
工藤邸に到着し変装を解いて美緒の顔を見ると
俺の素顔を嬉しそうに見つめているのが分かり…
そんな表情を見たら
今まで我慢していた熱が一気に湧き上がる感覚がして
夢中で美緒にキスをしていた。
「はぁ…美緒…」
『んっ…あかいさ……」
唇を離すと潤んだ瞳で俺の名前を呼ぶ美緒…
我慢の限界を感じて、美緒の服の袖を捲り上げた。
『やっ…!赤井さんっ、ここ玄関ですよ…!?』
「もう我慢できないと言っているだろう…」
自分の余裕の無さに呆れつつ美緒の背中に手を回し
下着のホックを外し上にずらすと
美緒の大きな胸が俺の前に現れ、その先端に口を近づけた。
くちゅっ…
ちゅっ…
『ぁッ…ん…あぁっ…!』
「おい、ちゃんと立ってろ。」
胸を舐めたことで腰から崩れ落ちそうになっている美緒の体を支え、彼女の足の間に自分の足を片方入れると
俺の太腿には美緒の大事なところが当たっていた。
『っ、赤井さん…恥ずかし…っ、んん!』
足を少し押し付けるだけで
ビクッと体を揺らす美緒が可愛くて…
こいつが乱れているところをもっと見たくなり
胸の先端を指でコリコリと弄ると、甘い喘ぎ声を漏らしていた。
『やぁっ!……んぁっ…!』
「っ…」
だめだな…
いつもならもう少し美緒を悦ばせる余裕があるのに
デートだからといってお洒落をしてきた美緒が本当に可愛すぎて…
俺は美緒の履いているスカートの中に手を入れ
下着を脱がしにかかった。