第40章 恋慕 ✴︎
「くっ……最高だ、美緒。」
『んっ…!あ、かいさ……私また…ッ…』
「っ、ああ……ッ、俺も…もう出る…!」
『んあぁぁっ…!』
絶頂を迎えた私は体全体がビクビクと反応し、
同じようにイッてしまった赤井さんは
白濁の液体をお風呂の壁に出していた。
『はぁ……はぁ…』
「大丈夫か?」
そう尋ねられた私はフルフルと首を振ると
急に足の力がガクッと抜けてお風呂の床に座り込んだ。
『ちょっと休めば立てるので…
先にお風呂出ていいですよ?』
「いや…俺に責任があるから任せておけ。」
『え……っ、!?』
赤井さんは汚れた壁や私達の体をささっとシャワーで洗い流した後、私の事をお姫様抱っこで持ち上げた。
そして脱衣所に出ると近くの洗面台の上に私を置き
バスタオルで体を拭いてくれた。
『あの…自分で拭けますから…』
「いいからじっとしてろ。」
体の水気を拭き取ってもらった後
体にバスタオルを巻き付けられ、私は再び赤井さんに抱っこされたんだけど、どうやら向かう先は寝室のようで…
『あの…赤井さん…』
「なんだ。」
『まだ…するんですよね…?』
「お前を抱くのは久しぶりだからな…全然足りない。」
抱っこしながら私を見つめる赤井さんの目はすごく情熱的で……その綺麗な翡翠色の瞳に見つめられただけで、胸がドクン、と高鳴った。
『私も…もう少し赤井さんと繋がっていたいです……』
寝室に向かいながらそう伝えると
赤井さんの歩くスピードが速くなったような気がした。
「あまり可愛い事を言うんじゃない。」
『本心…ですよ…?』
「っ、馬鹿女…」
寝室に到着すると、私はベットに寝かされて
体に巻いていたバスタオルをすぐに剥ぎ取られた。
『赤井さ……、んんっ!』
いきなりすぎて驚いているとキスで口を塞がれて…赤井さんの手は私の胸を揉んでいた。
『あっ…ん…ぁ…っ…』
「今日は…いつもより激しくなると思え。」
『え…っ、やぁぁ…っ…!』
赤井さんは自分の指をペロッと舐めた後
私のナカに指を突っ込み、奥の方を刺激してきた。