第35章 水着 ✴︎
昴さんの顔のまま抱かれるのは嫌だと言ったら
赤井さんは最後まで目隠しをしたまま私を抱こうとしていて…
本心は赤井さんの顔を見てしたかった。
でも先程触れた赤井さんのモノはかなり大きくなっていてとても苦しそうで…やめてほしいだなんて言えなくなった。
私は挿れようとしている赤井さんに手を伸ばし
見えないから手探りで彼の服をギュッと握った。
「美緒…?」
『み、見えない分…たくさん私に触って下さい…
赤井さんに抱かれているんだって…
実感させて下さい…。』
「あぁ…分かってる。」
『好きです…赤井さん……っ、ぁ…ん…!』
赤井さんのモノがグッとナカに入ってきて
彼の形を感じていると優しくキスをされた。
「美緒…俺もお前が好きだ。」
赤井さんの声で好きだ、と言われるといつも胸がキュンとする。
だって声もすごくかっこいいから…
『あ、かいさ……キスも…たくさんして下さ……んッ!』
言い終わる前に赤井さんは私の口をキスで塞ぎ
腰を動かしナカを刺激してきた。
『ふ……っぁ…んんっ…』
「っ、最高だ…お前のナカ。」
『あっ…あ…ん…』
視界が塞がれているのに赤井さんのキスと彼の甘い吐息、
私を抱きしめる腕…そしてナカに入っているモノだけで
赤井さんに抱かれているのが分かる。
私もギュッと赤井さんの背中に手を回して抱きしめると
赤井さんが腰を打ち付けるスピードを早めた。
『やぁっ…!あかいさ…ん……激し…い…っ…』
「っ、お前の体が気持ち良すぎるんだ…」
『あぁ…っ……んっ…ぁ…』
パンパンと肌が激しくぶつかり合う音と共に
ぐちゅぐちゅっ、とやらしい水音も聞こえていて…
目が見えない分、いつもより聴覚が敏感になっているのか
その音がやたら大きく聞こえた。
「美緒…」
『?は…い…?』
「今度…俺の前で水着を着てくれるか?」
『!?……ゃ、です…』
写真を見られただけでも恥ずかしいのに…
赤井さんのお願いを断るのは申し訳ないけど
水着姿を直接見られるなんて絶対無理…!
「ホォー…、嫌か……ならば…」
『っ、やぁぁ…っ!』
赤井さんは私のナカの更に奥の方へと腰を沈め
子宮に当たっているんじゃないかと思わされるくらいだった。