第33章 運命 ✴︎
『あっん…赤井さ…わたし、もう…っ!』
「あぁ…俺も…限界だ…っ」
突くスピードを速めると襲ってくる射精感。
美緒も俺のモノを何度も締め付けてくるから
イキそうになっているのがすぐに分かった。
『赤井さんっ…!イッちゃ、う…っ』
「く…っ、美緒…!!」
『あっ…!んんっ…ーーーッ!』
…さすがにナカに出すのはいけない気がした俺は
美緒がイッたのを確認した後、すぐに自身引き抜き、美緒の腹に精液を吐き出した。
『はぁ……はぁ…』
「悪い…汚したな。」
近くにあるティッシュで美緒の体を綺麗にした後
俺はすぐに美緒の体を抱き上げた。
『えっ…赤井さん…どこに…』
「寝室だ。」
『あ…寝るなら服も持って行かないと…』
ソファーの近くに転がっている服に手を伸ばそうとした美緒…
俺はそれを制して寝室に向かって歩き始めた。
「まだ寝かせるつもりはないぞ。
今日は…もっと抱きたい。」
『へ……?』
顔を赤くしている美緒が可愛すぎて…
こめかみにそっとキスをすると、恥ずかしそうに目を伏せていた。
寝室に着き、ベットに美緒を横たわらせてから
すぐにコイツの上に跨ってキスを浴びせた。
『んっ……んぁ』
キスだけでいつも余裕が無さそうに見える美緒…
こいつのそんな様子を見るだけで
俺も余裕なんてすぐに無くなってしまう。
それくらい…美緒に惚れてるって思い知らされる。
「今日は朝まで抱き続けたい。」
『だ、だめです!!私明日仕事が…』
「そうか…なら3回くらいは付き合ってくれ。」
『っ、3回も!?』
「お前だいぶ体力ついただろう?
意識飛ぶことも減ったしな。」
『3回もしたらまた飛んじゃいますよ!』
「よく分かってるじゃないか。」
俺がニヤッと笑うと、美緒はすぐに察したようだった。
『まさか…私の意識飛ばすまでする気ですか!?』
「フッ…さあな?」
『〜〜〜っ!!』
目を潤ませて下から俺を睨む美緒も可愛いな…。
俺は何度も美緒を抱き続け
満足する頃にはすでに美緒の意識は無かった。