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《赤井夢》Happiness{R18}

第33章 運命 ✴︎




「悪い…辛かったか?」


確かにあまりの気持ち良さに夢中で動いていた。
…美緒の負担を考えていなかったのも事実。


繋がったまま恐る恐る美緒にそう尋ねると
首を横にフルフルと振っていた。



『私…赤井さんが好きすぎて…胸が苦しいんです…
今も言葉では言い表せないくらい幸せすぎて…すごく苦しい…』





なんだそれは……


そんなの…俺だって同じだ。



今だってお前の言葉に
また俺の心臓は撃ち抜かれたんだ。


俺もお前が好きすぎて……

いつも苦しい思いをしているんだからな。





「美緒…俺もすごく幸せだ。」

『本当ですか…?』

「ああ…お前と9年前に出会って
今はこうして恋人同士になることが出来て…
俺の腕の中に美緒がいる……最高に幸せだ。」




俺の言葉に笑みを溢した美緒が可愛くて
唇にそっと口付けをした。





「好きだ、美緒。」

『私も…赤井さんが大好きです。』




俺の首に手を回し、密着してきた美緒が愛しい。



俺は律動を再開し快感を求めた。



『んっ…!あかいさ…、ぁっ…』

「美緒…っ…』


何度も強く肌を打ち付けると
美緒の喘ぎ声が俺の耳から脳内に響いて…

俺は夢中で腰を振っていた。




『あっ…あぁ…!』

「っ………」



俺が与えているであろう快感に悶えている美緒を見ると
理性なんていつも何処かにいってしまう。


それほど俺は…



美緒に夢中なんだ。




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