第28章 真相 ✴︎
『やっ…!だ、めです…っ、あッ!!』
「っ、ナカが締まったな…イキそうか?」
私の体を完全に把握しきっている赤井さんには
限界が近いこともあっけなくバレてしまった。
『あか、いさ…っ…!イ…ッイク…ッ…』
「ああ…俺のでイけ、美緒」
『っ、ぁぁぁっ…んんッ!』
自分の腰がピクピクと揺れて絶頂を迎えたのに
赤井さんの律動は止まらないままだった…
『やぁッ…止まって下さ…っ、ぁあっ!』
「止められるか馬鹿…っ、俺も…イク…」
『あ…かい、さ…んんっ!』
ひたすら腰を打ち付けられながら赤井さんの名前を呼ぶと
キスで口を塞がれ、赤井さんはそのまま達し
私のナカでドクドク…と精液を出し切っているようだった。
「はぁ…悪い。少し激しくしすぎたな。」
今のが少し…!?
っていうか続けて2回もする時点で少しじゃないよ!
『死ぬかと思いましたよ…』
「朝に我慢させられた分もあったからな。
それにお前も気持ちよかっただろう?」
うっ…そう言われると反論できない。
私が赤面しているところを赤井さんは満足そうに見ていて…
少し横になった後、
赤井さんは脱ぎ散らかした服を着ていた。
「書斎で仕事をしてくるから
お前はゆっくり過ごすといい。」
『わかりました。お昼ご飯作ったら声かけますね。』
私がそう言うと嬉しそうに笑った赤井さんは
ベットに横になったままの私にキスをした。
「期待している。…じゃあな。」
ぽんぽん、と私の頭を優しく叩いた赤井さんは
そのまま寝室から出て行った。
『もー…甘い顔までカッコ良すぎるー…』
赤井さんの笑顔と頭ぽんぽんにときめいた私は
しばらくベットの中で1人悶えていた。
そして体の疲れが少し取れた頃にベットから起き上がり
お昼ご飯の支度をして赤井さんと食事をし、
食べ終わってからすぐ赤井さんはまた仕事に戻ったので
私は言われた通りに工藤邸でのんびり過ごさせてもらった。
夜には有希子さんと優作さんも帰って来て
一緒に晩ご飯を食べ、たくさん話をした。
まぁ…首元の痕を突っ込まれて
主に揶揄われただけだったんだけどね。