第26章 授業
『あの…!
安室さんは私に怪我をさせないようにそうしてくれただけで…!
その…変なところは触られていませんし、
赤井さんにそんな事で人殺しになって欲しくないです!』
「そんな事じゃないだろう。
この世でお前の体に触れていい男はもう俺だけだ。」
『!!いや、まぁ…確かにそうなんですけど…!』
赤井さんの言葉が嬉しくてニヤケそうになるのを我慢しながら必死に弁解するも彼の機嫌は悪いままで…
どうしようかと思っていると
赤井さんは急に私の体を抱き上げて歩き出した。
「お前がそこまで言うなら
安室くんを始末するのはやめよう、…だが……」
『っ、わっ!』
赤井さんの言葉を待っているといつの間にか寝室にいて
私はベットの上に投げ捨てられ、すぐに赤井さんが跨って来た。
「俺以外の男に体を触れさせたらどうなるか…
今から思い知らせてやるから覚悟しろ。」
『え……っ、んんッ!!』
ベットに押さえつけられるとすぐに
赤井さんから激しいキスを浴びさられた。
そしてそのまま服を全部脱がされ
全身を赤井さんに撫で回されて、思い切り抱かれた。
一回で終わるかと思ったけど
私の体力が少しついたのをいい事に
回数を覚えてないくらい無茶苦茶に抱き潰された。
まさか赤井さんがこんなに嫉妬深い人だったなんて…
やっぱり安室さんとは
半径1メートル以内には近づかないようにしようと心に決めた私だった。
(おい、美緒。)
(なん、ですか…?流石にもうするのは無理ですよ…?)
(安室くんと何を話したのか教えてくれ。)
(…忘れました。)
(なら、お前の体に聞くまでだ。)
(っ、言います!言いますから!!
…えっと、そんなに大した話はしていないんですけど
あの人変な事言ってたんですよ。)
(変な事…?)
(うーん…「あなたに想われているあの男が羨ましい…」
って言ってて…どう言う意味だと思いますか?)
(!!お前…それは……)
(え…?どうしました?)
(はぁ…もう一度抱くぞ。)
(なっ…!?何でですか!?もう無理ですって!)
(無理でも付き合え、馬鹿女。)
(やだやだ!!無理ですってばー!!)