第24章 恋人 ✴︎
そしてまたすぐに押し倒されて
赤井さんも私と同じように服を全て脱ぎ捨てて裸になり
大きく反り返っている自身に避妊具をつけていた。
「美緒、休んでる暇はないぞ。」
『え…?』
「挿れる。」
まだ少し放心状態の私に声をかけると
赤井さんのモノが私の中に勢いよく入って来た。
『あぁぁっ…!あ…かい、さん…!まだ、だめ…っ!』
「悪い、っ、我慢できないんだ…」
挿れられてからすぐに激しく腰を振る赤井さん。
私はまだイッたばかりで身体がふわふわしてる状態なのに
容赦なく赤井さんに突き立てられて悲鳴に近い喘ぎ声を出していた。
『やあぁぁっ…!だ、め…ッ…!!』
「っく…やばいな、止まらない…」
『…っ、んんっ』
激しく突かれていると赤井さんと目が合い、
そのまま私にキスを落とした。
口内を舌で犯され
どちらのものか分からない唾液が口の端から零れ落ち
唇を離すと赤井さんは甘い息を吐いていた。
「美緒…好きだ。」
『私も…赤井さんが好きです…』
赤井さんに好きって言われると自然と笑顔になり
フワッと笑いながら私の気持ちを伝えると
ナカに入ったままになっている赤井さんのモノの硬さが増した。
『やっ…!なんか、今…』
「…お前が可愛すぎるからだろ。
そんな顔で笑うな、馬鹿。」
そんな顔って……どんな顔??
よく分からなくて頭の中で考えていると
赤井さんはより深く腰を沈めて、奥の奥を突き始めた。
『っ!!あかいさっ…、そんな、奥っ…やぁっ…!』
「っ…もっとお前の中に…入りたいんだ…」
『あ…んンッ…!あぁっ……!』
何度か激しく突かれると
先程のように私の体はビクビクと痙攣し絶頂を迎えた。
そして赤井さんの体もブルッと震え
私の中でゆっくりスライドさせながら避妊具越しに欲を吐き出していた。
互いにイッてしまい、息を整え少し落ち着いたところで
赤井さんは私にちゅっ、と音を立てながらキスをした。