第14章 残酷 ✴︎
「…これで最後まで美緒を抱ける。」
『っ、きゃっ!』
避妊具を探す為に体を少し起こしていた私だけど
再び赤井さんに押し倒され、キスをされた。
『んんっ…』
「美緒…」
唇を離し、私の名前を呟いた赤井さんは私のスカートと下着を脱がし、
赤井さんも自分のズボンと下着を脱ぎ捨てて私と同じように何も身に纏っていない状態になった。
そしてすぐに避難具を取り付け、私の足を開き
硬くて大きくなったモノが蜜壺の入り口に当てられて
ゆっくりと入ってきたけど……
『っ、いたっ…』
「!?」
突然走った痛みに自分でも驚いた。
そうだ……生まれ変わってからまだ経験していなくて
今の私の体って処女なんだ…
頭の中で納得しながら赤井さんの方を見ると
彼は驚いた表情で固まっていた。
「お前…まさか初めてなのか?」
『は、い…25にもなって恥ずかしいんですけど…』
「…初めての男が……俺でもいいのか?」
『赤井さんが…いいんです。』
赤井さんの頬に手を伸ばし、やめないで下さい、と伝えると
赤井さんは再びゆっくりと腰を沈め出した。
「やめるわけ…ないだろう…」
『っ、ん…!』
「お前の初めてを奪えるなんて…嬉しくてたまらない。」
『!!』
息を荒く吐きながら私の奥へと進んでくる赤井さんは
すでに余裕なんて全くなさそうな顔つきだった。
『いっ…』
引き裂かれるような痛みで自然と涙が流れ出し
それを見た赤井さんは私の瞼にキスを落とした。
「美緒…全部入ったぞ。」
『んっ…赤井さん、私…幸せです。』
まだ少しジンジンと痛むけど
それよりも赤井と繋がる事が出来て本当に幸せ。
笑顔でそう伝えると、赤井さんは小さくため息をついた後
腰引いて私の奥へと打ちつけた。
「優しくは…無理だからな」
『!!ああっ…ん!』
赤井さんは私の体を抱き締めながら
快感に身を任せて腰を動かし続けている。
時折漏れる赤井さんの甘い息が私の耳にかかり
それだけで私の体はビクッと反応してしまっていた。