第3章 1つ目のタカラ
「そろそろ着く見たいだね」
キ「じゃ、生き残れよ」
親指を立ててOKのサインを送る
着いたのは小島。このフィールドで行われるらしい
司会者「三次試験の合格順に島へ上陸します。次の受験者は前に出発した者の30分後にスタートします。期限は1週間です」
「始めはきくだね。いっておいで」
き「うん、降りたら待ってるね!」
「あ、その事なんだけど、今回は1人でやってみたいんだ」
き「あ、うん、わかった…(ズーン(._."ll))」
「ごめん…」
き「うわぁーん!1週間なんて長すぎるよー!」
司会者「次の方どうぞ」
よし、行こう
まずは土地の地形を把握する必要があるな…奇襲には警戒しないと
数時間後
「大体はこんな感じか…今日は安全な場所を探して明日から行動を始めようかな」
((ガサッ
「!(ゾクッ)」バッ
後ろを見ると体中に針が刺さった男がいた
『誰、この人…?殺気が出るまで気がつかなかった…』
気配から只者じゃないことを察知し、身構える
「君、168番?」
「そうですけど」
私は第三次試験の時からずっとプレートを胸につけていた。私を標的とする相手を炙り出すため。けど、まさかこの人が私の「ハンター」だなんて…
「よかった、それ俺の番号札なんだ。よかったらそれくれない?」
「嫌ですと言ったら…?」
「力ずくだね」
ビリビリビリビリ
『ぐっ!!』
なに、これ!殺気がさっきよりも増した!?
多分私に勝ち目はない。私の標的もまだ捕まえられてない。明日速攻で標的落として、残りの時間で手当り次第、プレートを取って行けば…間に合う…か…