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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第15章 伏黒甚爾 縛られて


「頼む!なまえ!一回だけでいいから…!」

土下座して両手をこすり合わせているのはわたしの夫。

夫はお金くらいしか価値のない男で
まさか寝取られ性癖があるだなんて思いもしなかった。

「…シャネルのバッグ」

「ああ!いいよ!いくらでも買ってあげる!
本当にありがとう!なまえ…!」

数時間後、わたしは夫に連れられて高層階のお部屋に案内される。

「男って本当にバカ…」

洗面台の鏡の自分と目を合わせる。
貧乏がとにかくいやで若さを武器にしてお金持ちと結婚。
お金さえあれば幸せになれると思ったのに。

寝室に戻るとお相手はまだ来ていなかった。

「なまえ。こっちに来て」

「その手に持っているものは何よ…。
そんなもの使わなくたって逃げないわ」

「腕をあげて無防備な体を揉まれるなんて興奮するシチュエーションだろう!?
なまえも拘束されるの好きじゃないか…」

それは夫の下手なセックスが短い時間で終わるからだ。
オモチャの方がよっぽどマシだし。

「はあ…。わかったわ」

しかし、両手を拘束されるまでは良かったが
夫は隠していたアイマスクをつけてくる。
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