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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第14章 夏油傑 貴方のことを考えながら


「ふ…んっ、…んぅん…」

誰もいない部屋でぴちゃぴちゃ水音が鳴る。
傑の部屋に入ったら急に恋しくなってしまった。

「傑…、会いたいよぉ…」

自分の足りない指を懸命に動かす。
傑に触られた時を思い出しながら
息をいっぱい吸って、傑の衣類に顔を押し付けながら…

「ぁ…あっ、イク…イク…傑っ!あっっ」

小さな快楽が走った。

あれから何時間やっていたのだろう。
時間を物語るように傑の服によだれのシミがついている。
枕も、シーツだって…大きなシミが。

「はああ…なにやってんだろ…」

だるい体を起こし、
当の本人がいない部屋から出ようとしたら
扉の先に傑が立っていた。

(聞かれてた…!?)

傑が何事もなかったように微笑む。

「洗濯物、片付けようとしてくれたのかな?」

「へ…あっ、そう!そうなの!
しばらく帰ってこないと思って…」

「ふぅん。にしては随分大がかりだね」

「!?」
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