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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第2章 夏油傑 一晩の監禁


「体は正直だね。ぐちゃぐちゃじゃないか」

それは、傑が動かしているからだ。

近くで感じる傑の声や匂い。
けれど、いつものように愛撫をしてくれないから
不安はどんどん増していく。

「うっ…ううっ…」

「なまえ。泣かないでくれ」

「怖いよ…。傑のじゃなきゃ嫌だよ…」

「私もいやだ。
なまえに触れていいのは私だけだ」

「傑…」

涙を拭う大好きな人の感触とぬくもり。

頬っぺたを触られているだけで
さっきまでの大きな不安が薄れていく。

「傑、もっと…触って?」

「なまえ…」

「傑に触られたい。
傑のことしか考えられないくらい、エッチなことして…?」

求めれば求めるだけすれ違っていく。
わたしも傑もお互いを強く想いあっている。

「もう逃げないから。傑だけ欲しいの」

目が見えなくても、手が使えなくても
傑を感じられる方法ならある。

それは何度も体で覚えている。
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