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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第13章 夏油傑 お医者さんごっこ


「今日はどのような症状で受診されたんですか?」

昼下がりの保健室。
投げやりな態度で足を組んで座るのは
真っ白な白衣に袖を通したわたしの彼氏。

「…鼻血?」

「あ、いえ…。これは違います」

制服も私服も黒っぽいから白衣姿の傑がまぶしい。
興奮した鼻血を拭き終わると本題に入った。

「今日はその…胸のしこりが気になって…」

「胸のしこりですね。
右側ですか?左側ですか?」

両方ですと答えると、鼻で小さく笑われる。

「それでは触診をはじめますので服をまくってください」

「自分で、ですか…?」

「うちは人手が足りなくて。
ブラも外してくださいね」

わたしが患者役で傑はお医者さん役。
言われた通りに服をまくって、ブラも一緒にたくし上げる。

「アルコール消毒は大丈夫ですか?」

「はい…」

「それじゃあ確認していきますね」

傑が手に塗りたくったのは
アルコールではなく、ぬるぬるのローション。
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