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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第12章 伏黒甚爾 感じる視線


恩返しのつもりで家にあげたけど、
それは全部言い訳に過ぎなくて…
本当は優しく触れてきた彼の大きな手にときめいた。

「あ…!イク、イク…!」

気持ちが高ぶると大きな波が押し寄せた。
びゅるっとナカに出された感覚も味わって、ズルリと熱いものが抜ける。

「なあ、なまえ」

「…?」

彼はわたしの名前を優しげに口にする。
ぼーっとする頭に手を置かれ、汗ばむ髪を撫でられる。

「ここで暮らしてもいいか?」

好きだとか、一緒にいたいとか、
気持ちを置いてけぼりにされた告白なのに嬉しくなる。

「うん…」

「じゃあこれからヨロシクな」

彼は一体何者で、何をしているのかもわからない。
ただ、彼の視線を感じるたびに思うのだ。

わたしの気持ちも性癖も見透かしているんだと。

<終>
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