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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第60章 五/夏/七/甚/直 妊娠しないと出れない電車最終章 五条悟


「…んだよ。遠慮するところじゃねぇぞ」

これは遠慮ではない、懸念だ。

「五条先輩」

「何だよ」

「数ではなく、気持ちが一番嬉しいので着物は一着あれば十分です」

そう言うと何か思い出したのか、五条先輩の長い睫毛がピクンと動く。
おそらくわたしと同じことを思い出したんだろう。

「ならセックスも回数じゃなく気持ちってこと?」

「…」

「ははっ、何黙ってんだよ~」

一回だけで抱き終わってしまう。
確かに気持ちのないセックスほど虚しいものはないが、一回出して終わられるのも物足りない気がする。

そんなことを考えていたら五条先輩にぎゅっと抱き締められ、耳にキスをされる。

「なまえがエッチな子で本当に良かったよ。俺の性欲、あんなもんじゃないから」

「ひ…」

何か途轍もないものを目覚めさせた気がする。

ベッドの上でもそれはもう五条先輩は最強でした。

-終-
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