第58章 五/夏/七/甚/直 妊娠しないと出れない電車-捌-
「先輩…っ、おねがいれす…♡七海…くんと伏黒…さん…っ、二人も…呼んでっ、くだひゃい…!ああぁん…♡やぁ…っ、イっちゃうぅ…!」
二人にも見られる想像をしたら高揚してしまった。
恥ずかしいくせに体は興奮して、心とは裏腹に襲ってくる強烈な快楽には勝てなくなる。
「呼んで…きて、おねがい…っしましゅ♡先輩、みんなで…見て、くだひゃい…おねがい、しまっ…ふ」
気持ち良すぎて頭がおかしくなりそうだ。
先輩達は理解に苦しんだ顔をするが二人で何かを話し合った後に、後ろを向いた五条先輩が呼び寄せる。
「っく、締まるなぁ。やっぱ観客いる方が盛り上がるやん」
「あっ…ああ!違ッ…ん、んふぅ…きもひいぃぃい…♡」
咄嗟に否定したが、快楽を感じて本心を口にする。
伏黒さんは眉間にシワを寄せるもちゃんと見てくれる。
七海くんはかなり気まずそうに視線を泳がし、五条先輩にしっかり見ろと頭を掴まれている。
「だっ…めぇ…♡七海くんっに乱暴、しないで…んふっ♡あっん…み…、見て…七海…っくん…っ見て、おねがい…、…なまえのこと…みて…っ♡」
必死に七海くんに呼びかける。
もし、最後まで見てくれなかったら直哉くんにもっとヒドイことされてしまうかもしれない。
これが覚悟したわたしの姿だ。
「あー…っ、イキそう。なまえちゃん、中出ししてほしい?」