第57章 五/夏/七/甚/直 妊娠しないと出れない電車-漆-
先輩達の固くて熱いのを入れてほしい。
くれたら一瞬でイける気がする。
ガンガン突っ込まれて中出しされて、先輩達の好きなように抱いていいからめちゃくちゃにされたい。
こんなに願っても固く閉ざされた扉は開かなくて、結局一人じゃイケなくて、悔しくて涙がポロポロ出てくる。
「…げと…っ、せんっ…ぱい…?」
向こうで苦しそうにしていた夏油先輩は大きなイチモツを取り出し、「一緒にイこう?」と優しい顔で誘ってくれているように見える。
声の届かない場所なのに、先輩だって辛いのに、やっぱり夏油先輩は誰よりも優しくしてくれる。
「ああっん…!…ん、すごい…♡感じる。夏油先輩の、すっごいの、感じちゃう…♡」
あんなに大きいものだとは思わなかった。
同じコップを持っているのに夏油先輩が持つと小さく見えるし、その大きな手で撫でられると、励まされ、元気になるし、先輩の大きな手に何度も助けられた。
「あぁあっ♡イく、イクイク…!先輩…っ、げとーせんぱい…っ、イケる、このままイっちゃうぅぅ…♡あっ…!あ、アッ」
最後まで逃げずに刺激し続けるとふわっと頭の中が真っ白になった。
気付いた瞬間にバランスを崩しており、イキながら落ちる感覚にヒヤッとする。
「…夏油先輩、夏油先輩ってそっちが本命なん?ただのシコってる情けない先輩の間違いやろ」
直哉くんがふわりと受け止めてくれたが、頭上から振ってくるのは冷めた言葉だった。