第55章 五/夏/七/甚/直 妊娠しないと出れない電車-伍-
「えっ!?全部ですか!?」
「そうじゃなきゃアンタのこわーい先輩達に絡まれる。争いごと嫌いなんだろ?」
「うっ」
そう言われると容易に想像できてしまう。
夏油先輩は普段ニコニコして優しいけれどキレたら怖い。
五条先輩はいわずもがな希薄なところがあるし、笑いながら呪霊を祓った姿を見たことがある。
どちらも最強でヤバい先輩。
「…あんまり…み、見ないでくれ、ますか…?」
「無茶言うねぇ。…いいよ?なるべく見ないようにする」
きっとその浮かべた笑みは嘘だ。
それでも自分を辱めたくなかったから嘘を信じて、伏黒さんは服を脱がしてくれた後、自分の服も脱ぎ捨てる。
「これでフェアプレイができそうだ。もう限界だから入れるな?」
「っは、んん…♡」
伏黒さんの背中に手をまわし、ぬぷぷっと奥まで擦り上げられる。
入ってきた。おっきいの。
昨日、先輩達に沢山可愛がられた名残りを思い出し、子宮がキュンキュンと疼いてしまう。
「あー…たまんね」
「伏、黒さぁん…っ♡」
「イキたいんだろ?すぐイかせてやるから」