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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第6章 五条悟 背中の傷


「あれ?なまえ、赤くなってる」

届きそうにない距離で悟は腕を伸ばしてくる。

わたしの方から近くに寄ると
花でもめでる優しい手つきで背中を撫でてくる。

「痛い?」

「全然」

「どこでやったんだろ。記憶にねぇ?」

うーんと記憶をたどるも…

「そんなにひどいの?」

「肌白いから目立ってる。
やってる時は気付かなかったけど」

「ふーん」

「何だよ」

教えてくれたのは悟だが、
わたしの素っ気ない態度に唇を尖らせる。

「別に。たぶんこれ、やったの悟だよ」

「はあ?俺が傷付けるわけねぇじゃん!
蟻んこより弱いくせにっ」

「それは言い過ぎ」

「じゃあ俺がやったっていう証拠は?あるの?」

断じて自分を疑わない悟。

その時がまた訪れるだろうから
本人のためにも黙ってみるのも手かもしれない。
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