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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第43章 夏油傑 親友の彼女-陸-


「…悟には言わないの…?」

「もし言ったとして結果はどうなる?悟と最後までセックスして…一緒になって、悟の子どもをつくるんだろ?」

「結果はそうかも知れないけど…傑と離れたくない…」

「それじゃあ私はこれまで通り
…セックスフレンドにでもなればいいのかい?」

「うーん…そういう卑猥なのじゃなくて…」

しまった。言葉選びを間違えたか。
他になんて言えばいいのか見つからない。

ただ逃げるのではなく大事な一歩を踏み出すとしたら
悟と真正面から話さなくてはならない。
なまえに話したことが悟の耳に入っていたとしても、自分から話したことはなかった。

「…悟と話すよ。なまえの願いが叶えられるなら…
いや、ずっと三人で仲良くいられる方法があるのなら
…私は三人で幸せになりたい」

私の理想になまえは笑って応えてくれる。

悟と本心で向き合うのがこれほど怖いなんて。
これが親友の彼女に手を出した挙句、愛を告白した報いなんだろうか。

<終>
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