第42章 夏油傑 親友の彼女-伍-
「悟は寝せてくれたかい?」
昨晩、なまえは悟の部屋で寝た。
任務を終えてすっかり気が抜けたのか
なまえは口を隠してあくびをしている。
「エッチはしなかったんだけどいっぱいキスしたの。
久しぶりだからやめるにやめられなくって…」
「それなら今日は無理にしない方がいいね」
「えっ」
そう言うとなまえは困った顔をする。
そんな可愛い顔をされたら意地悪したくなるじゃないか。
「…エッチしたいの?」
「うん。そうじゃないとまた入らなくなっちゃうから…」
「ならどうされたい?」
もじもじするなまえのじれったさも可愛らしい。
恋愛よりも友情を選んだけれど、
悟と結婚しても秘密の関係を続けられたらと思ってしまう。
「おまんこに…指いれて…ぐちゅぐちゅしてほしい…」
「そんなにおまんこぐちゅぐちゅにされたいんだ?
悟にはおねだりしなかったの?」
「そうしたかったけど…
できなかったらまた悟のこと傷付けちゃうかなって…」
私が言わなくても、ちゃんと分かってるみたいだ。
親友の彼女なのに独占欲が満たされていく。
「なまえはいい子だね。悟におねだりしなかったのは賢明な判断だよ」