第33章 七海健人 夫婦交換しよ?-壱-
わたしの反応を見ながら下着越しに乳首を擦られる。
健人さんの質問にどう答えればいいのか、感じながら戸惑う。
「どう…って…」
「言ってくれなきゃ明るいところで乳首をさらしますよ。
それでも良いんですか…?」
その言葉にわたしは焦る。
体の隅々を見られるまで心の準備ができていない。
「電気…暗くして欲しいです…」
「なら教えてください。…最終確認ですよ」
低く、甘く、囁かれる。
この人なら最後まで抱かれたい。
健人さんなら最高のセックスで満たしてくれる。
わたしは言葉を模索して、たどたどしく言葉に出した。
<終>